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  • 「左の腕」

    左の腕

    「七十」

    七十

    役者七十周年の仲代さんは89歳になられました

    仲代達矢役者七十周年記念作品、『左の腕』は、旅公演真っ最中です。『左の腕』という作品は松本清張先生の原作で前進座で長く上演されてきた作品でです。初演の卯助は中村翫右衛門さん、それから梅之助さんが演じられましたが、梅之助さんの最後の『左の腕』は観たことがあります。今回の無名塾版は、前進座のとはちょっと違っていてヒューマンドラマ。ポスターのコピーのように、まさに人間の光と影の物語。ちょっと社会派かも。
    主演の仲代さんは12月13日に89歳になられました。 は ち じ ゅ う き ゅ う ですよ。
    今回パンフにQ&Aっぽいのをやったんですが、そのお題が

    こう見えて、「実は私は…」という意外な秘密
    で、その答えが
    「こう見えて私は虚弱体質です。」

     

     いやいやいや、確かに仲代さんはアトピーでぜんそく持ちですが…虚弱? いやいやいや、あんなに殺陣で動けません、あんなに声出ません。 虚弱体質でもおそろしく迫力のあるの仲代さんは3月5日から北千住でご覧いただけます。ぜひ! 早く申し込まないと売り切れ必至です。

    さて、ポスター撮影は加藤孝さん。流石です。それにしても仲代さんはカッコいい。撮影は、コロナですし、無名塾の稽古場で。しかし、あらためてみると、衣裳もいいけど、カツラが素晴らしい。なにがいいって羽二重がないから地毛と一体化してます。(おでこに線がない)
    飴細工職人は小島政美さん。自然です。この自然に見えるのが難しいんです。なんどもなんども作り直してもらいこの形になりました。江戸時代は持ち手の葦から息を吹き入れ形を作る、吹き飴です。そこで、吹き飴にも見え、老人の卯助にも作れるレベル、しかも江戸時代っぽい感じにするのに試行錯誤していただきました。細かい部分にこだわりが詰まってる仕事は楽しいです。このポスターと実際の舞台と見た目が違わないのも良かった。

    それからそれから、今回は七十周年いうことで、左の腕パンフと仲代達矢役者七十周年パンフの二冊のパンフレットを作りました。この七十周年パンフが大変でした。ご想像通りですが10年ごとにまとめてあります。今回二冊セットで販売してますので。ぜひ!

    無名塾『左の腕』

    2022年3月5日(土)~13日(日) シアタ−1010
    https://mumeijuku.net